Photo:宮崎 純一
●元々、アイスプラントは店で使っていたので、まずはサラダで楽しんで頂こうと思いました。そのままの食材はお食事の前に食べていただいているので、これは土佐酢をベースにしたドレッシングを、ほんの少量かけています。アイスプラントはソルトリーフ、バラフ、クリスタルリーフなど、いろいろな名前で出ていますが、今回のプッチーナは商品の大きさや品質が安定しているのと、エグ味が少ない印象でした。●ここでは佐賀牛の内モモ肉を使っています。この部位は和食だと、たたきや和風ローストビーフなどに使う事が多いのですが、今回は握りにしてみました。牛の握りが出てきたら喜んで頂けるかなというのと、牛肉そのものの味を楽しんで頂きたいなという思いで、生のものと炙ったもの、2種類にしてみました。炙りには土佐酢(三杯酢に鰹節で取った出汁を加えたもの)ベースのジュレ、おろししょうがを乗せています。生の握りにはわさびを少量のせています。●女山大根は本当に大きかった!第一印象は「エグみがない」という事。生のままでもとてもおいしい大根です。最初に生で食べて頂いているので、ここでは田楽にましたが、味噌との相性もとてもよかったです。2色で楽しんで頂こうと思い、赤味噌と白味噌の2つにしてみました。大根には葉っぱも付いてきました。生産者の方も食べてほしいと思っていらっしゃるだろうし、葉っぱの味わいも感じて頂きたかったので、田楽に添えてみました。大根はたくさんの種類が出回っていますが、こんな大根が江戸時代から作られていたとは驚きました。この大根、本当に素晴らしかったです。
1979年生まれ、東京都出身。サービスマンとして、数店の飲食店舗で勤務。
その後、飲食店で働く上で、料理を知る事が必要不可欠なスキルだと感じ、2004年キッチンスタッフとして、株式会社ゼットンに入社。
2005年「銀座ゼットン」の料理長に就任。
2008年、日本橋に出店した「ニホンバシイチノイチノイチ」の料理長に就任。